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WORKS

事例紹介

廃棄物処理業者様へのサービス導入事例をご紹介しています。

労災リスク低減 社員教育

脱マンネリ化!効果のある研修がしたい!

大阪府 株式会社エンタープライズ山要 様 従業員数:37名 保有車両数:28台 http://neyagawakogyou.com/ 営業部長 榊 卓也 様

社員教育サービス:リスクアセスメント研修

榊 様:自社でも毎年リスクアセスメント研修は行っていたのですが、社内での呼びかけだと浸透しづらい部分に課題を感じていました。毎年行っているので形式的になってきていて、マンネリ化も感じており、本当に研修の内容を活用できているのかな…と思っていました。
そんな中、イーテラスさんの労働安全セミナーに参加し、こういった内容であれば自社のリスクアセスメントの意識の向上や、新しいノウハウを得られるのではと感じ、自社でのリスクアセスメント研修をしていただこうと思いました。このようなお悩みをお持ちだった株式会社エンタープライズ山要様に、弊社だけでなくアイリスリサーチアンドサービスの代表である、森 健人 氏にも講師を務めていただき、全4回のリスクアセスメント研修を実施いたしました。

【第1回テーマ】
「廃棄物処理業の労働災害の実態」「そもそもリスクとは?」「”蚊”と”ライオン”はどちらが危険?」

第1回リスクアセスメント研修は2019年7月27日(土)に行いました。1回目の研修では、「廃棄物処理業の労働災害の実態」「そもそもリスクとは?」「”蚊”と”ライオン”はどちらが危険?」といったテーマで行いました。
ディスカッション形式で行ったワークではどのチームも熱心に取り組まれていました。

また、ご参加された方から、

「今まで自社でリスクアセスメントはやっていたが、外部から改めて言われるのことが新鮮だった。外部から言われて気付いた新たな発見があった。」

「人によって危険と感じる箇所の認識が違い、ずれが生じていることに気付いた。合わせなければと感じた。」

と言ったお声をたくさんいただきました。

【第2回テーマ】
「現場で危険だと思う箇所をできるだけ多く、瞬発的に発見し、全員で共有する」

第2回リスクアセスメント研修は2019年10月19日(土)に行いました。
冒頭では、第1回目の振り返りを行い、その後、作業現場に出て危険だと思った箇所を「できるだけ多く瞬発的に」を意識して、一人一人に写真をたくさん撮っていただきました。
その後のワークでは、6つのグループに分かれて写真を共有し、各グループの代表者が危険だと思った箇所まで案内し、他のグループにその理由や改善の提案を行い、全員で共有を行いました。

また、普段使用している重機で旋回範囲の危険認識の確認も行い、重機に乗っているとどうしても視野が狭くなることを再確認し、周囲の安全確認の重要性を学びました。
会議室に戻ってからは、各グループで写真を見せ合い、なぜそこの箇所を撮ったのか?どのような危険が考えられるか?を話し合い、危険意識を共有しました。

【第3回テーマ】「なぜ事故が起きるのか?」

第3回リスクアセスメント研修は2020年1月18日(土)に行いました。
今までの研修で、処理業界の実態や自社での危険な箇所の共有などを行ってきました。そのうえで今回は、「そもそもなぜ事故が起きるのか?」をテーマに研修を行いました。
「分かっていても…。」、「知っていても…。」それでも事故は起きてしまうものです。
事故を招く原因になりやすいポイントとして、見えない(視野)・見間違い(錯覚)・勘違い(思い込み)の3つが挙げられます。見えている範囲、特にモノや車を認識できている範囲は思っているよりも狭くなります。

今回の研修では動画や簡単なゲームを使って、認識できている範囲が狭いということを体感していただきました。
産廃業界に当てはめると、特殊車両や重機での作業中の視野が狭くなりがちです。事故を起こさないためには、そういった作業の際により注意が必要であるということを学びました。

【第4回テーマ】
「リスクアセスメント活動において、一人一人の認識・認知・理解のばらつきをなくすには?」

第4回リスクアセスメント研修は2020年3月21日(土)に行いました。
今回のテーマは「リスクアセスメント活動において一人一人の認識・認知・理解のばらつきをなくすには?」ということで各グループに分かれて危険源の洗い出しや評価基準を今一度考え直しました。
リスク低減について個人ごとのばらつき、基準の曖昧さがないかグループワークを通じて検証しました。

危険源を洗い出す⇒判断理由を具体化⇒危険度の評価基準を数値化⇒リスク低減対策の手順は妥当か?
といった流れについて、グループワークで意見を出し合い考えました。

その中で、脚立の1メートルの高さでも死亡事故につながる等、少しの危険でも重大な事故につながるため、
起こりうるリスクを客観的に見て危険な高さ・電力などを数値化させたり、基準を具体化させることでばらつきのない共通認識にすることが大切であると学びました。

 


今後ともエンタープライズ山要様の、業務効率化や売上アップのためにサポートさせていただければ幸いです。
事例掲載にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

 

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